COLLECTIONS
Rooted, 2021, Single channel video, sound, 7’ 57”
All images courtesy of the artist
私(ケオ スレイピーク / KEO Pheak )が、Sa Sa Art Projects の現代アートクラスにいたとき、先生は生徒全員にカンボジアが抱える社会問題に関する本を読むように言いました。この本には、1946年から1987年までの歴史的な出来事が書かれていて、読み進むにつれ、カンボジアがフランス植民地時代にベトナムに割譲したカンプチェア・クロム(Kampuchea Krom)の物語に私は夢中になっていきました。私はこのテーマについてできる限りの調査を始め、カンプチェア・クロムの人々の人生、生活について学ぶため、彼らに見つけるためにシェムリアップとバタンバンを旅しました。
カンプチェア・クロムの人々は、私にこう言いました。「クメール・クロム(Khmer Krom)の人々は、私がカンプチェア・クロムであることを知ったとき、差別し、もう私と何も話しません…。だから、私ももう話すことはありません。カンプチェア・クロムについて誰も聞いてくれないし、誰も気にもしていない。誰もそのことについて話をしようとししません。」、「私は何も持たずにここに来ました。ビジネスをしようとバイクを買おうとしましたが、身分証明書がないので、誰も私に売ってくれません。土地を購入したいときも、彼らは私に住民票と出生証明書を持っているかを尋ね、売ってくれません。私がクメール・クロム(Khmer Krom)だとは信じていないので、そうしないのです。」
Photo courtesy of Sa Sa Art Projects
ケオ スレイピーク / KEO Phek (カンボジア バッタンバン 1991年生まれ)アートコーディネーター。2012年にPhare Ponleu Selpak で視覚芸術を学び、現在はプノンペンにいます。現代アートフォーマンスに情熱を注ぎ、環境問題の研究、教育の共有、リサイクルなどを行っており、彼女の作品は、女性、社会環境問題、人種差別に焦点を当てています。