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左の鼻の音 無題の鍵盤曲 右の鼻の音 / The Sound of the Left Nose, Untitled Keyboard Piece, The Sound of the Right Nose

Edition 10+AP

Japan
磯村 暖 / Dan Isomura

The Sound of the Left Nose, Untitled Keyboard Piece, The Sound of the Right Nose, 2021, music, 6min 1sec, Edition: 10+AP
All images courtesy of the artist

作品概要
磯村 暖は、ヴァナキュラー(ある土地に根差した固有)な事象に対し、多元的視点から人間賛歌ともいうべき作品を制作しています。日本語の「ん」は文字として一つでも、微妙に異なった発音が複数存在するように、本作は、言語の不安定で限定的な役割から想を得ています。情報伝達の中心である口について考えながらも、鼻を使い様々な音を発生させることで、伝える相手やその方法、伝わるまでの時間における差異をコラージュしています。

アーティスト: 磯村 暖
1992年東京都生まれ。2016年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。2017年ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第2期卒業(卒業時金賞受賞)。Asian Cultural Council ニューヨークフェローシップ2019年グランティー。平面、立体、映像、インスタレーション、パフォーマンス、サウンドなど表現は多岐にわたる。近年の主な個展に、「OFF THE SIDELINE」(EUKARYOTE、東京、2020年)、「んがんたんぱ」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、東京、2020)、「わたしたちの防犯グッズ」(銀座蔦屋書店アートウォールギャラリー、東京、2019年)、「LOVE NOW」(EUKARYOTE、東京、2018年)、「Good Neighbors」(ON SUNDAYS / ワタリウム美術館、東京、2017年)、「地獄の星」(TAV GALLERY、東京、2016 年)。近年の主なグループ展に「Moving Images」(EUKARYOTE、東京、2021)、「都市は自然」(セゾン現代美術館、長野、2020)、「TOKYO 2021」(東京、TODA BUILDING、2019年)、「City Flip-Flop」(台北、空總臺灣當代文化實驗場、2019年)、「留洋四鏢客 」(台北、TKG+、2019年)など。

文責: Aura Contemporary Art Foundation / アウラ現代藝術振興財団