Exhibitions
UP Vargas Museum
Dec 17, 2020 - Feb 13, 2021
All images by Courtesy of UP Vargas Museum
UP Vargas Museumは、アウラ現代藝術振興財団とのパートナーシップにより、身体、種、空間がどのように制約を変化させていくのかを考察し、同時に緊張かつ遊び心ある方法を使用したグループ展「 Displace, Embody 」を開催します。フィリピンとタイの間で行われたこのプロジェクトは、主観で定められた一般的なボーダーラインや制約がもたらす問題を認識し、’場所と方向’を意味する「trans」と’抵抗’を意味する「dis」の接頭辞は、これらの条件を探究することを促しています。
Vedio: Displace, Embody by The UP Vargas Museum Facebook
Vedio: Displace, Embody by The UP Vargas Museum Facebook
Courtesy of The UP Vargas Museum
Displace, Embody 展は、アーティストたちが集まり、エージェンシー、場所、未来という文脈の中での変容をめぐる言説について考察され作られました。作品は、自撮り写真の操作、KTVルームでのパフォーマンス、テキスタイルを介して変容する生き物、種を超えた生態系の絵画、国境を越えた男性のセックス・ワークをテーマにした映像などを通して、主観と存在のジェスチャーを表現します。同展は、2020年12月17日(木)から実際に開催されます。訪問は、vargasmuseum@up.edu.ph または、本博物館のFacebookページ:https://www.facebook.com/vargasmuseum.upd を介して予約制で手配することができます。来館者と博物館職員を保護するために、本博物館の新しい安全規約に基づいて実施され、飛び込みでの来館は許可されません。
detail of Bree Jonson's Ciao Darwin
Oil, crayon, pastel, and graphite on canvas
2020
Bree Jonson は、動物や植物を描くことで、人間とその環境との関係性と、それらの間に生じた溝を解剖しています。彼女はまた、自分の考えを空間に翻訳するための様々な方法を模索しており、それを追求したインスタレーションや彫刻を制作しています。アテネオ・デ・ダバオ大学を卒業し、シンガポール、マレーシア、日本、オーストラリア、ノルウェー、アメリカで個展を開催しています。
Eisa Jocson は、フィリピン出身でコンテンポラリーダンスの振付家であり、バレエ経験があるビジュアル・アーティストとしての訓練を受けたダンスメーカーです。彼女は最近、Sharjah Biennale 2019から委嘱された新作「 The Filipino Superwoman Band 」を初演し、海外のフィリピン人ミュージシャンの情緒的労働を見つめる作品を発表しました。2018年フィリピン文化センター13アーティスト助成金を受けた彼女は、ヒューゴ・ボス・アジアアート賞2019を受賞しました。
Eisa Jocson
SuperWoman KTV Room, 2020
Installation
garbanzos は、カヴィテ( Cavite )を拠点に活動するマルチメディアアーティストです。彼はフィリピン大学ロスバニョス校の学部生で、農業の学士号を取得しています。また、ラグーナを拠点に活動する共同研究実験集団である magpies press のメンバーでもあります。趣味はジュエリー制作、ガーデニング、陶芸、写真編集、演技。
Patipat Chaiwitesh は、タイのチュラロンコン大学美術・応用美術学部でビジュアルアートのバックグラウンドを持ち、フランスの Ecole supérieure des beaux-arts TALM - site d'Angers(2016年)のテキスタイル&タペストリー学科を卒業しました(2009年)。2018年にはバンコク・アート・ビエンナーレ2018 に参加し、バンコク・デザインウィーク2018 のタイ・クリエイティブ&デザイン・センターで選ばれたグループ展「Taste Test」に参加経験があります。2019年には台湾の新北市にあるバンブーカーテンスタジオのアーティストレジデンシープログラムに採用されました。彼の最新の個展「 Traveling treasures 」は、バンコクの Subhashok The Arts Centre で開催されています(2020年)。
Samak Kosem は、タイのチェンマイ在住で、彼は人類学の分野で活動し、チェンマイ大学での博士号プロジェクトの一環として、ボーダーを越えたセクシュアリティと身体のボーダーリメイキングについてタイ北部で進行中の研究をしています。2017年からは社会科学とアートの実践を融合させ、写真と視覚的民族誌を通して描かれるようなクィア( セクシャル・マイノリティ )研究に関する知識を形成しました。彼のプロジェクトは、非人間的な被写体の研究を通じて、ディープサウス国境の「クィア・ムスリム」に焦点を当てています。彼の作品「 SHEEP 」は、2018年のバンコク・アート・ビエンナーレの第1回目のエディションの一部でした。「 Nonhuman Ethnography 」は、バンコク、台湾、東京、香港、シンガポールのギャラリーや美術館で発表されています。
Samak Kosem
Aliens in Adam’s Apple, 2020
Video 16'33"
Wantanee Siripattananuntakul は、バンコクで主にマルチメディア作品を制作しています。1999年にシルパコーン大学で美術学士号を取得し、2007年にはブレーメン芸術大学のジャン・フランソワ・ギトン教授のもとで修士号を取得し、2009年よりシルパコーン大学絵画・彫刻・グラフィックアーツ学部にて講師を務めました。また、多くの社会問題を提起し、現代の問題意識を高めるための芸術作品の可能性を探求していることでも知られています。2007年には第53回ヴェネツィア・ビエンナーレに参加しました。
Displace, Embody (on MS Sway) , Courtesy of The UP Vargas Museum
View the exhibition via Microsoft Sway to get a first look of the works featured on the show with insights from our Work-From-Interns Gino Estella, Chesca Santiago, Gillian Sandigan, and Stefani Ursua: