Exhibitions
Warin Lab Contemporary
Jan 28 - Mar 18, 2023
All images courtesy of Warin Lab Contemporary
Warin Lab Contemporary では、日本人アーティスト今村英理氏の個展「Inside Manga Bubbles」を開催しています。等身大の人間の胴体の形をした柔らかい素材を使用して制作された彫刻や立体作品(ソフト・スカルプチャー)アートで知られる今村氏は、ヴィンテージ着物生地にネイティブ アメリカンのビーズ技術を用いてファイバー アートの美学を擁護しています。
JP Girl B "I'm going to be happy'', 2023, Seed beads, 24-carat gold beads, vintage Kimono silk fabric, hanger head, wood, stuffing, 59×167×10cm
Numb, 2022, Seed beads, cut beads, 24K gold beads, antique Kimono textile, wood, stuffing, 82×62×10cm
日本の織り技術と染色技術およびアメリカインディアンのビーズ芸術を専門とする今村氏は、テキスタイルとビーズを彼女の芸術的実践の中心に据え続けています。 彼女は着物のテキスタイルをアパレルから、日本の刺青、漫画、SF、その他の大衆的なビジュアルカルチャーと対話する豊かな図像を備えた立体的なソフト・スカルプチャーに変換します。
Breathe, 2022, Seed beads, cut beads, 24-carat gold beads, vintage Kimono fabric, wood, hunger, stuffing, 53×75×7cm
Breathe detail
Always Late B, 2023, Seed beads, cut beads, 24-carat gold beads, vintage Kimono silk fabric, wood, stuffing sculpture, 53×70×8cm
Always Late B detail
今村 英理 / Eri Imamura (1977年 東京生まれ、活動拠点:東京、バンコク)
2001年、彼女は日本で最も権威のある美術学校である東京藝術大學でテキスタイルアートを専攻し学士号を取得しました。2003年から2007年にかけて、アメリカのニューメキシコ州で人生を変えるような経験を経て、アメリカ先住民の中で長く滞在したことがきっかけで、著名なビーズ細工師であるテリ・グリーヴスの指導の下、アメリカインディアンのビーズ細工の本格的な訓練を受けることになりました。これは後に、サンタフェのアメリカン・インディアン芸術研究所で先住民研究の準学士号 (AA) を取得し、2007年に最高栄誉賞を授与されたことで具体化し、これらの独創的な成果を受けて、彼女のトルソ、レリーフ、インスタレーションは、漫画や刺青アートからアニミズム信仰や儀式に至るまで、異文化や学際的な専門知識を彼女のアートに採用するきっかけとなりました。
Miracle - With Prayer for Japan, 2014, Seed beads, cut beads, 24-carat gold beads, vintage Kimono silk fabric, wood, stuffing, 42×28×5cm
Coo 3 (beige), 2016, Seed beads, vintage Kimono silk fabric, wood, stuffing, 62×30×5cm