Exhibitions
Vin Gallery
Nov 12 - Dec 04, 2021
Kokoro No Ki, Rotring on canvas, 90cm x 150cm
All images courtesy of Vin Gallery
アーティストのカリン・ギヤマン（Karine Guillermin）による「カリン・ギヤマンの内覧展 / the preview of Karine Guillermin」が Vin Gallery にて一部関係者のみに先行的に開催される。この度は、Vin Gallery と Rei Bar & Artspace がコラボレーションし、カリンの素晴らしい作品をお届けする。
カリン・ギヤマンの絵は瞑想である。夢と現実がカリンのイメージと交差する地点での一時停止は絶え間なく続くが、厳密に統制されている。時には複雑で、また時には開放的である。それらはアンリ・ルソーの子どものような精巧さや、亜熱帯の絵画作品を思い起こさせる。それは芸術家と同じくらい鑑賞者に与えられる現実逃避であり、目の形が無くなったり、偶然見つけたり、落ち葉の輪郭の中で消えたり、藪の中から現れた目に視線がじっと向けられたりする。「夢と現実が混同される物語」である。
Ephemera Aequilibrium #4, 2020, (diam40) (front), Acrylic ink on wood, 40cm diameter
Ephemera Aequilibrium #5, 2020, (diam40) (front), Acrylic ink on wood, 40cm diameter
Upopo Ram, 2017, Acrylic ink on canvas, 70cm x 50cm
Karine Guillermin
1975年にフランスのヴィルールバンヌ（Villeurbanne）で生まれたカリン（Karine）は、現在は母国と日本を行き来しながら作品を制作している。フランスの表現力と日本風のディテールが交わり、夢のような魅力的な作品になる。大きなマシュマロの花の花びら。空中を彷徨う水生軟体動物。突然活気づく虹色の花火。それらは催眠作用がある。なぜなら、ルソーが言ったように 「美は幸福を約束するもの」 だからだ。
Rei Bar & Artspace について
レイ・アートスペース（Rei Artspace）はサイゴン初のアートスペース・バーで、バーテンダーがイベントごとにオーダーメイドした特別なカクテルで、アートを感じたり体験したりすることで、ユニークな展覧会を提供する。
