Exhibitions

展示会「南へ」 – One Asia Lawyers & アウラ現代藝術振興財団

One Asia Lawyers (Thailand) Co., Ltd.

^{By the shore of the sea, 2019, Samak Kosem, Edition 1/3+1AP, Video 10:02 mins
Safe Place, the Memories of Trauma, 2021, Prach Pimarnman, Edition 1/3+1AP, Video 21:15 mins
All images courtesy of the artist}

展示会タイトル：南へ
バンコクの人々から忘れ去られてしまったタイ深南部。政治的な騒乱は、あなたには、本当に関係のないことなのでしょうか。私たちは常に抑圧され、抑圧する両義的な立場にあります。法律事務所の仕事は、本当にこのような騒乱から分離され続けていいのでしょうか？「南へ」展では、タイ最南部でアーティスト活動を展開するプラチ・ピマンマンとサマック・コーセムの二作品を紹介します。

安全な場所、トラウマの記憶 / Safe Place, the Memories of Trauma

プラチ・ピマンマン / Prach Pimarnman（タイ）
本ドキュメンタリーは、2004年にパタニ県、ヤーラ県、ナラティワート県で始まった政治的な騒乱から生じた様々な側面での記憶について語っている。プラチは、すべての記憶に影響を与える感情の本質を理解するために時間をかけて調査を行ってきた。このプロジェクトでは、現地の人々へのインタビューや写真、映像記録を通して、過去の人々の動きの背景を理解しようとする。

海岸まで / By the shore of the sea

サマック コ−セム / Samak Kosem（タイ）
タイ深南部の都市、パタニのビーチの廃墟となった場所。
ヌルルフダ（Nurulhuda）は、彼女が波に溺れて死にそうになった場所を私たちに紹介する。 故郷で体験した波風の体験談には、イスラム教徒の女性であるという物語を通して、人生と社会の中での彼女の葛藤が示されている。自分自身の物語と他の女性の物語を語りながら、決して主張することのできない彼女の心の中の声を波が表現する。この短編ビデオは、すべての音が波の形であることを探求し、それは、海の強風と女性の声の音の衝突となっている。私たちが聞きたいもの、あるいは聞きたいものを見つけるために、波はいつも私たちの心の中で海岸から対岸へと吹いていく。