COLLECTIONS
Flat Relationship, 2023, Mixed-media, installation, Dimensions variable
All images courtesy of the artist
他の方法や道筋もあるだろうに、私たちは目の前の状況だけで Google マップのように一番の近道を通って結論を出したがる。白黒はっきりさせないのがグレーであれば、グレーにも白よりだったり黒よりだったりすることになるので、またややこしい。結局自分のバイアスなしに物事を認識することは無理なのでしょうが、人のコントロールの外に出る植物の生命力をメタファーとして捉え、作品とした。
常木 理早 / Risa Tsunegi (1982年群馬県生まれ。)
ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジにて絵画を学び、2009年グラスゴー芸術大学にてMFA修了。農業や劇場あるいは電車内といった特定の環境下における道具とそこから 導かれる動作に着想を得て、日常に溢れている一見関連のないモノとイメージを組み合わせて立体 作品やインスタレーションを制作している。
主な展覧会に、「黄金町バザール」(2019/ 2020/ 2021、 神奈川)、「Causality and synchronicity」(2019、Then Container、東京)、「OUT OF BOUNDS」( 2019、Bloc Projects、イギリス)など。
Risa Tsunegi, Credit: Yusuke Yamatani