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From the series Cambodian Migrant Workers in Asia - A Conversation
2019, Video: 17min35s, Edition 1/5+2AP
All images courtesy of the artist
2015 年、タイの漁業業界において、人身売買や麻薬使用等を含めた奴隷的な取り扱いがあること明らかになった。そこには、何年間も陸地に上がれず、家族とも会えずに海上での業務が続くなどの問題が山積している。 特に、ラオス、ミャンマーやカンボジアからの漁業従事者の奴隷化が進行しており、2017 年にタイは漁業に関する規制を改正するに至った。
アーティストは、サムットプラカーン、チュンブリ、ラヨン、パタニなどタイ南部の多くの場所で、カンボジアからの移住漁業従事者と面談し、傾聴した。そこで、今回手紙を準備し、カンボジアとタイの国境近くのクート島の海で、海中で手紙を読み上げた（クート島は、カンボジアのコッコン州に隣接するタイとカンボジアの海の国境に近い島である。）。
アーティストの「声なき声」は、気泡として海の全体に広がり、海の精霊に届き、海で命を落としたカンボジア漁師に到達することを祈っている。
“彼らの生命がより良いものになりますように“
リム ソクチャンリナ
1987年、カンボジア Prey Veng 生まれ
リム ソクチャンリナ氏は、カンボジアのアーティストのみで運営するスペース Sa Sa Art Projects の共同設立メンバーである。Lim 氏は、確立された定評のあるアーティストであり、彼の作品は、カンボジア国内に留まらず国際的に広く展示されている。
2019 年シンガポール・ビエンナーレ、2018 年シドニー・ビエンナーレ, 2017 年森美術館、2014 年ダーウィン・フェスティバルなど多数。
Curtesy of artist Lim Sokchanlina
©Lim Sokchanlina
