Message

世界には
国境とは異なる独自の文化圏がある。

地域ごとに独自の歴史背景や思想を持ちながらも
違いや矛盾をこえ、一つになる寛容さがここにはある。

経済とは異なる、生命でつながった共同体。
目に見える豊かさだけではない
生命力に満ち満ちた、人間の生き様が生み出す豊かさがある。

むき出しの生命が生み出すエネルギーは
いつしかアートという表現に昇華されるようになった。

国境や近代法律では制限できない枠におさまりきらない。
そこに、私たちは人間の可能性を感じられずにはいられない。

アートやカルチャーという視点でみれば
ここには、古くからずっと存在していた
新しい価値観が見えてくる。

人間賛歌。生命賛歌。

財団概要

名称
アウラ現代藝術振興財団
設立日
2019年7月1日
代表理事
藪本 雄登
目的
アウラ現代藝術振興財団は、世界の近代化や都市化の流れの中で失われてきた、全世界の「その場所にしかない、そこにしかない価値」を維持発展させながら、平和な世界を構築することを目指しています。
活動
その小さな「場所」や「物語」の維持のため、現代アートを通じ、世界中のその土地に根ざした民俗や文化の研究、アーカイブ作成、展覧会、作品の保存、コレクション等を行い、各国のアーティスト、キュレーター等との交流を促進しています。
パンフレット
財団パンフレットは下記クリックボタンからご覧いただけます。

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Member

  • Aung Myat Htay
    ミャンマー北部マンダレー出身。
    1993年マンダレー美術学校卒。1998年、ヤンゴン芸術文化大学芸術学部卒。
    伝統的な表現手段を超え、現代アートにおける表現の自由の可能性を探求する。
    現代アートと伝統的芸術を融合した作品で社会的メッセージを表現。
    ミャンマーの芸術コミュニティにおける中心的役割を果たしており、2008年以降、キュレーター、またライターとして活躍。
    日本、タイ、インド、インドネシア、香港、アメリカなど、アジア地域で活動を展開。
    福岡アジア美術館(福岡、日本)、ライブアートフェスティバル(バンガロール、インド)、黄金町バザール国際美術祭(横浜、日本)など、様々な国の展示会に参加している。
    2014年、アジア文化協議会(ACC)から6ヶ月のニューヨーク留学奨学金を受け、アメリカの現代アートを研究。
    2015年には、新世代の芸術を支えるオルタナティブアート学習コミュニティであるSOCA (現代芸術学校)を共同設立した。SOCAは伝統的な芸術文化を再形成し、その限界を揺るがすことを目指している。
    最近、公共アートプロジェクトであるヤンゴン・アート・アンド・ヘリテージフェスティバル「マイヤンゴンマイホーム」第2回を、ヤンゴンで共催。
    現在、ヤンゴンを拠点にフリーランスアーティスト&キュレーター、ライターとして活動。
  • Chum Chanveasna
    Phnom Penh唯一のアーティスト運営スペースであるSa Sa Artのマネージャーであり、TorTim Art Gallery & Cafeの共同創設者。 東京ワンダーサイト(東京アートスペースナウ、日本、2017年)、ゲーテ・インスティチュート・ジャカルタ(インドネシア、2015-2017年)、FIELDS: on attachement + unnown、SA BASSAC、プノンペン(カンボジア、2017年)、Dislocations: Remapping Art Histors、テート・モダン、ロンドン(イギリス、2015年)、カンボジア・リビング・アーツ・フェローシップ、ニューヨーク(2013年)、インターナショナルソサエティ・フェローシップ(パフォーミングアーツ部門、2012年)、アジアヨーロッパ財団(シンガポール、 2011年)等、国際的アートプロジェクトに多数参加。
  • Misouda HEUANGSOUKKHOUN
    メコン・アート・イニシアティブ(MAI)の創始者でラオスギャラリー代表。
    両親は、1975年のラオス独立後、同国初となるアートギャラリー「ラオスギャラリー」を開設。彼女の芸術への情熱の原点となった。
    両親のギャラリーを手伝いながら、ラオスにおける多くの芸術活動に携わってきた。
    2006年、カンボジア、タイ、ベトナムのチームと共同でメコン芸術文化プロジェクトに参加。キュレーターとしての活動を開始。
    ラオスで自閉症の子どもたちを支援するため開催された芸術展を通じ、芸術への強い関心と社会貢献への情熱を表現。
    シンガポール・ビエンナーレの共同キュレーター(2013年)。福岡アジア・アート・トリエンナーレのラオス人アーティストの推薦者(2010年)、シンガポールのシグネチャー・アート賞のラオス人アーティストの推薦者を務めた(2012年、2014年)。
    東南アジア・台湾間の芸術文化活動を育成するため、台湾文化省から東南アジア諮問委員会委員に招聘(2016年)。