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疑いの象徴 / Monument of Doubt

Edition 1/3+AP

^{Monument of Doubt, 2018, Edition1/3+AP, Single-channel video, HD video, colour, sound, colour, sound, 9min 17sec
All images courtesy of the artist}

人々は、暴力的な過去を有しているが、民族主義的な政治的物語が込められた像やモニュメントの影の中を歩いている。これらの物語は、人々の精神に浸透し、日常生活における考え方や行動に影響を与えている。しかしながら、このような政治的な物語やイメージの本質は、時とともに変化するその地の現実や地理や人口統計に関する新しい認識を反映していないことがよくある。このようなプロパガンダのプロセスは、長い年月をかけて、人々に自らの政治的過去に対する受動的な考え方を植え付ける。マウンデイのビデオ「Monument of Doubt」は、レジデンスプログラムに参加するためにベトナムのホーチミン市に滞在した際に撮影されたもので、社会の中で受動性と閉鎖性を育む政治的な象徴や民族主義的なノスタルジアについて、疑問を投げかけている。